増位山・前編(2011.10.02)

順位 126位 アクセス数1294(2019.6.30調査)

ふるさと兵庫100山に選ばれた姫路市の増位山に登ってきました。
30分で登れる低山とあったので、距離を伸ばして行って縦走コースになりました。
そのコースは、JR神戸駅=姫路乗換え=砥堀(とぼり)駅8:34~権現山古墳~東南寺~登山口~古墳展望台~増位山梅林~随願寺~広峯神社~吉備神社(昼食)11:40‐12:05~氷室池~氷室神社~14:50書写駅バス停14:54=JR姫路駅です。
増位山(259m)山頂を通らない寺社巡りコースを取ってしまいましたが、随願寺ではありがたい貴重な経験もしました。
距離は迷い道も含めて約13km。
参加は立案者のケンさんにアリマさんとアルクノ。

採用する写真が多くなったので、今回は前編・後編と分けました。
この前編は砥堀駅から随願寺迄を紹介します。

増位山で検索すると、元大関の増位山も出てくるので、そのことを少し。
増位山太志郎は東京都墨田区出身だが大相撲の登録上は兵庫県姫路市出身。
三段目で父の四股名である増位山を継ぎ、31歳2ヶ月で当時最年長だったが、史上初の親子大関が実現した。
しかし大関での優勝経験は無く、在位僅か7場所で引退した。
演歌歌手としても有名で、昭和52年8月発売の「そんな女のひとりごと」は130万枚の売り上げを記録して大ヒットになりました(ウィキペディアより概略引用)。


JR神戸駅に3名が集合し、私は駅コンビニで弁当を購入。
神戸駅7:18発の快速で姫路に向かう。
日曜日ですが西方面行きの車両は空いており、神戸駅から座れました。
8:15姫路駅で降りると目の前に美味しそうなアナゴ弁当を販売しており、悔しい思いを秘めて播但線に乗り換える。
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乗車するのは、8:23発の寺前行き。
この電車2両編成のワンマンカーで、降りるときは運転手のいる前まで行って切符を渡して下車する(神戸=砥堀1110円)。
砥堀駅に8:34着。
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勿論無人駅ですが、トイレもありません。
トイレを探して彷徨い歩くことになり、地元の方に教えていただいた南にあるコンビニに辿り着く。
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ついでに喉飴を購入する。

踵を返し、再び駅に戻って北へと向かう。
踏み切り渡って(8:49)、
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信号渡って、右に向かうと砥堀駅前バス停がある。
直進すると大歳神社前を左にカーブしながら上がる道がある。
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このそうめん滝とあるほうへ向かう。
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暫らく緩やかな坂を登ると権現山古墳が右にある。
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予定に入っていないが立ち寄ってみる。
地元の方が周辺を掃除されていたが、こんもり盛られた古墳の裏へ廻るとかなり大きな横穴式石室がある。
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出土品は不明とあったので、これは地元の方の配慮でしょうか、えびす様が置かれていた。
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観てる間に掃除も終わったようですが、地元の方にお礼を言ってそこを離れる。
工場の壁にそうめん滝キャンプ場と表示のあるほうへ向かうと、道は細くなって眼前に増位山が迫って来る。
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車道は広くなって東南寺前を上がると、そうめん滝ハイキングコースの道標が私たちを誘っているが、
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まむしに注意という文字も目立つので入らないことにする。
川へ下る道があり、
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その前にある大きな岩の上には石仏が立っていた。
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行ってみたい気もするが、また何れということにする。
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そこから直ぐ大きな看板があり、
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コースの説明があった(9:29)。
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拡大させて御覧下さい。
ピンクのラインが私たちの歩いたコースですが、氷室池から氷室神社への道に迷ったこと、更にその先で書写駅バス停への道が分からずグルグル廻ったことは後編に出てきます。
看板の左上にも書いている距離は11.4kmですが、その迷い道と最初のトイレ探しの道も含めると13km位かなと思った次第です。
地図をあらためて眺めると古墳展望台から山頂は近いようですが、道標に従って歩くと私達のように行かずじまいになりますのでご注意下さい。

ここから山頂下にある随願寺までは1.9kmです。
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丸太で土止めの階段を上がると道は細くなり、
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その先でこのような丸太橋を、
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2回渡る。
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制限体重を超えていないかと不安げに渡るアリマさんです。
倒木を二度回り込むように進むと水平道になるが、直ぐ流水で抉られたような急坂がある(9:45)。
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暫らくその坂を上がると、
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なだらかになり、その先で尾根へと飛び出る。
尾根を少し進むとそうめん滝の説明があるので立ち止まる。
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そこが古墳展望台で、随願寺まで0.5kmのポイントでもある。
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こんな不安定な状態ながら、大きな石が乗っかったままでいるものだと感心します(9:55)。
その展望台に立つ説明ですが、周りの木立で眺望は期待できない場所でした。
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なので、山頂を探すこともなく下りてしまいました。
尾根を200m進むが、途中木々の間から播磨の山々が望める。
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増位山梅林0.1kmとある道標を下ると、立派な姫路城主榊原政邦夫婦の墓所がある。
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政邦は宝永元年(1704)越後の国、村上城から移封され、52歳で亡くなるまで22年の長きに渡って姫路城主となる。
政邦のあとも更に榊原家が三代続いている。
そこから階段下ると増位山梅林(10:07)。
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直ぐの随願寺下の宝生池で休憩です(10:09)。
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階段を上がると増位山虚無僧之碑と彫られたお墓があります。
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昭和61年に増位山虚無僧保存会が建立した新しいものです。
そこから随願寺はまもなくです。
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その右に建つのが経堂です。
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随願寺については此方に詳しく説明していますので、興味のある方は拡大してお読み下さい。
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天正元年(1573)別所長治に攻められ全山消失したが、同13年羽柴秀吉によって再興したとある。
別所に味方した丹生山明要寺を秀吉側が焼き討ちにしたのはこの復讐だったのです。
「天正7年、明要寺(丹生山)が信長に反旗を翻した三木の別所氏に味方し、三木城への食料補給ルートになっていたことを秀吉軍が発見します。
秀吉は弟秀長に丹生山を夜襲させ、食糧倉庫や堂宇を焼き払い、城兵僧兵と共に僧も、逃げ延びさせようとした稚児も一人残らず全員葬り去ります。
死者は数千人と言われる凄惨な戦い。」(「稚児ヶ墓山から花折山へ・2010.07.06)過去ログより引用)

本堂を眺めていると、
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1台の車が入ってくる(10:26)。
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立派なお堂の周りの写真を撮って立ち去ろうとすると、先ほどの車のドライバーさんが本堂の中から扉を開けて、どうぞお入り下さいと言う。
驚き半分、興味津々で中に入らせて頂くことにした。
その方、住職の奥様でしょうか、内覧する私達を案内しながら丁寧な説明をしてくれました。
天上画です。
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作者は江戸時代の狩野派を代表する絵師、狩野探幽だとか。
撮影はOKとのお許しを貰ったので、遠慮せずにもっとパシャパシャ撮っておけば良かった。
屏風のように立っている彫刻作品ですが、厨子と言うそうで江戸時代の傑作ですとの説明でした
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鮮明な色は落ちているようですが、
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見事な透かし彫りです。
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大日如来に月光菩薩の撮影は秘仏だとしてダメでしたが、見事な作りでした。
干支を現す12仏が6体ずつその周りにありましたが今年の兎を現す仏像だけありませんでした。
昭和の時代に盗まれたそうです。
きちんと祀られておればいいですが捨て置かれたら哀しいことです、と菩薩様のようなお言葉でした。

お堂の奥に立てかけてある、元禄の時代に作られた鬼瓦です。
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大きいし重たいし、このように分割してあるものを組み立てて乗っけていたんですね。
大関増位山の書も掲げてありました。
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案内してくれた人は、増位山の演歌もダイスキというおば様族を代表するような方でもありました。
2月には全て開放し今日拝見できないないものも観れるそうです。
何度もお礼を述べて本堂を出ますが、お賽銭は10円では少なすぎるので、再度100円を投入して手を合わせました。

青空をバックにして立つ、代替わりした大鬼瓦を眺めて、
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本堂を後にします(10:42)。

開山堂を過ぎて広峯神社に向かうが、
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階段を登って下ると増位山山上広場(駐車場)がある。
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その前にあるのが蛇ヶ池(10:49)。
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そこから直ぐ、広峯神社へのハイキング道に入る。

後編へと続く・・

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この記事へのコメント

  • てくてく

    又、又、珍しいコース。
    随願寺の、天井画や厨子いいですね。
    歴史的考察も楽しいです。
                 てくてく
    2011年10月04日 10:54
  • アルクノ

    てくてくさま、気持ち玉二つもありがとうございます。
    随願寺では、ラッキーでした。
    あと5分早く到着していたら、案内してくれる人には出会わなかったと思います。
    歴史の勉強は好きではありませんでしたが、実際にその場所を歩いて記憶に残ると言うのはいいですね。
    2011年10月04日 18:13

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