第35回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目(2019.08.17・土)

最初にお断り。
前記事で、
「次回は、8月10日に実施した眺望360度の千ヶ峰ハイキングです
としていたが、都合により後日投稿します。

この記事は過去最大の長文になります。
普通に読んでいくと13分かかりました。

この記事は高校部1日目の事で、このあと高校の部2日目を纏めていきます。
実は3日間の開催で、16日の中学生の部は聴いていないのです。

この2日前、台風10号が四国の西をかすめ中国地方に上陸した。
神戸は大きな被害も無く、16日の中学生の部は無事実施されたが聴いていない。
17日は猛暑が復活し、真夏のジャズ祭となりました。
このJapan Student Jazz Festival、略してJSJFだが、一般的にはSJF。
この事を話題にしているのは、ほぼ日本人なのでJapanは不要とも言える^^;

私が応援しているのは兵庫県立高砂高等学校Big Friendly Jazz Orchestra(以下BFJO)ですが、全ての団体を公平に見てレポしていきます。
全てを褒めると、何が良いのか分からなくなる。
ジャズ歴50年の私が、公平に見ていきます。
神戸市民でジャズ通と言われる皆さんは、私と同じ眼力を持っている訳で、
視聴者代表になったつもりで、レポしていきます。

BFJOは「アルクノのブログ」にジャズというジャンルを作るきっかけとなったバンドです。
BFJOのバンドカラーはハイレベル一色です。
毎年、多少色が変わるが、その向上心はハンパ無いです。

BFJO とJapan Student Jazz Festival(以下SJF)に接したのは2008年の大会からで、
両方共2010年から、このブログで紹介しています。
SJF最後の表彰式で、BFJOが呼ばれなかったことが一度も無い。
この大会、グランプリが神戸市長賞で、準グランプリが兵庫県知事賞になる。
オフィシャルからそのような公表はないが、観客と出場者は皆さんそう認識しています。
発表順から、第3位はJAJE会長賞です。
私が見た中でただ一度、2017年がJAJE会長賞でした。
演奏中トラブルが発生した事が原因で、失意の第3位でした。
2008年以降、2017年以外は神戸市長賞か兵庫県知事賞でした。
県知事賞でも笑顔が無いです。
神戸市長賞を受賞して、感涙の笑顔になる。

2012年から2016年まで、BFJOは神戸市長賞5連覇を成し遂げた!
凄いとしか言いようが無いです。
感涙の笑顔が、5年連続ですから。


話変わって、昨年のSJFでは、
「将来、コミュニティ部門に15団体程度が登場し、
SJFが、木・金・土・日の4日間開催になる予感がしてきた。」
と記したが、それは稀有に終わった。
コミュニティ部門とは、高校1校が単独で出場するではなく、その地域の高校生が団体を結成して出場する部門の事です。
エリアを広げた代表ともとれる団体と、単一校からのバンドが同じ土俵で戦うのはおかしいという発想です。
その気持ちは分かるが、今年は皆で一緒にやりましょう♪
となった!
昨年、コミュニティ部門に登場したのは、僅か3校。
その3校とは、
今年高校の部1日目に登場した神戸ユースジャズオーケストラと、
高校の部2日目に登場する、名古屋高校生ビッグバンド。
加えて、名古屋小中学生ビッグバンドだが、今年は中学生の部に出場。
更に今年は、
西宮市地域で、高校にジャズバンドが無いが、中学時代からのジャズ熱を高めたい子達で結成されたスプラッシュジャズフリークと、
大阪市立高校の4校で結成された合同ビッグバンドが高校の部2日目に登場した。
昨年、
「大阪高校生ビッグバンドや京都高校生ビッグバンドなんて、直ぐにでも結成されそう。」
と書いたが、その予想が現実のものとなった。

出場基準は、市地域の代表バンドでもいいと言う事でしょうか?
ジャズを盛り上げてくれたら、OK牧場!
と解釈して宜しいでしょうか?

と言う事で、
高校の部1日目は16団体、高校の部2日目は15団体が登場し、合わせて31団体。
16日の金曜日には中学生による大会があり、17団体が出場している。

この大会は、主として愛知県から西の団体が出場するので、
西日本大会とも言えるが、今年は東京から1校が登場する。
関東にもこのような大会があり、各地域には小規模な大会があるようです。
でも、一番レベルが高くて出場校が多いのは、
日本でのジャズ発祥の地、神戸で開催される、SJFと言う事になります。

ただ県別に見ると偏っています。
愛知県はジャズが盛んで、今日と明日合わせて7団体が出場する。
兵庫県は10団体なので、合わせて17団体となり、31団体の55%を占めている。
ジャズが盛んな県が多くなるのは仕方がないが、
もっと他府県からの出場を増やして欲しい。


大上段に振りかぶった前置きはこれにて終了。
以下本題に入る。

このウェブリブログ、文字数制限が従来の2万文字から13万文字に拡大された。
高校の部1日目と高校の部2日目を一編に纏める事も可能だが、
あまりに長くなり過ぎるので、1日目と2日目に分けます。

この高校の部1日目は第1部に7団体が登場してゲスト演奏。
第2部に9団体が登場してゲスト演奏。
最後の表彰ではナイスプレイヤー賞の授与式がある。
この日は優秀賞以上が決まった団体が発表され、表彰は翌日になる。
高校の部2日目の演奏内容を天秤にかけ、各賞が決定します。
2日目の最後に各賞が発表されて、表彰されるという段取りです。

と言う事で、私は最後まで気が抜けない。
ただ、途中に休憩があり、ゲスト演奏ではリラックスできます。
演奏の様子は、小さなLEDライトで照らしたノートや冊子に書き込んで、持ち帰ってきた。
1日目は小さなノート半分を使いきり、2日目はA4用紙半分に切ったものを二十数枚使いました。
演奏中、動画や写真撮影、録音は一切禁止となっています。
ただ、メモする事は禁止されていない^^。


執筆スピードを上げる為、各楽器等は以下の表記とします。
ホーンセクション(トランペット、トロンボーン、サキソフォーンの総称):ホーン
ブラスセクション(トランペット、トロンボーンの総称):ブラス
トランペット:Tp
フリューゲルホルン:Fh
トロンボーン:Tb
 バストロンボーン:Bt
サキソフォーン部門:Sax
 ソプラノサックス:Ss
 アルトサックス:As
 テナーサックス:Ts
 バリトンサックス:Bs
フルート:Fl
クラリネット:Cl
リズムセクション:Rym
 リードギター:Gt
 ベースギター:Bg
 ピアノ:Pf
 ウッドベース:Wb
 ドラムス:Dr
パーカッション(打楽器):Pc
楽器では無いがヴォーカルは:Vo


毎年、11:00開場、11:30開演の予定です。
今年は11時過ぎ会場に到着(11:02)。
01.jpg

02.jpg
階段上がって、3日共通券(1500円)を購入し、
03.jpg
即入場。
04.jpg中央列の前から8列目、右端に席を確保、

ロビーに出て軽く食事です。乗り替え駅で購入したもので、
05.jpg手前のパン一個を食し、残りは第一部が終った後の休憩で・・。

高校の部の司会は、2014年からジャズシンガーの杉山千絵さんが担当している。
今年は、昨年の熱中症に関するアナウンスが無かった。
冷房の効いた館内では、熱中症が発症しなかったからだと思う。
 賞に関する記述は、昨年と同じにします。
優秀賞以上が決まったチームには、団体名の後ろに【優】と記載します。
団体賞の詳細は、高校の部2日目終了後に発表される。

個人に授与されるナイスプレイヤー賞は当日発表して、表彰される。
これは文中にも記載していきます。

最終結果は2日目の最後、表彰の項で纏めて記述します。

入場時に頂いたプログラム冊子には、
高校の部1日目も、高校の部2日目も、出場順に1からの連番にしている。
これらを一纏めにし、3年前から通し番号にしています。
高校の部1日目は1から17まで。
高校の部2日目は18から32までになる。
ただ1日目の1番は欠場となったので、合計31団体です。

2日目最後の発表&表彰では、この通し番号と団体名で記載していきます。
運営側は、便利なこの方式を採用していない^^;


演奏曲は演奏前に杉山千絵さんから紹介される。
プログラムに書かれている曲の変更は無いが、演奏順の組み換えがあった。
曲名はプログラム通り、カタカナ表記とします。

杉山さんから、白いテーブルの審査員席に座っている、本日の審査をする指導講師が紹介される。
トップバッターの柳井学園高等学校が、メンバーの病気により欠場とのアナウンスがあった。
校名(団体名)、バンド名、演奏曲目が読み上げられ、
ライトが照らされて、演奏が始まる。
与えられた演奏時間は12分間。
曲数の指定は無いが、スローテンポやアップテンポ、雰囲気の違う曲の演奏が求められ、その表現力が審査される。
演奏終了後、バンド切り替えとセッティング時間を利用して、
代表者へのインタビューが杉山千絵さんにより行われる。

   
   第一部(11:45~)

 1 柳井学園高等学校  Jokai’s Spirits Jazz Ensemble(山口)
昨年も高校の部1日目のトップに登場したバンドでしたが、司会のアナウンスにあったように、メンバーの病気で欠場。
無念でしょうが、校名とバンド名だけ記載しておきます。
バンド名のJokai’s Spiritsとは、廃部寸前だった部活を、一人で立て直した宮本誠快先輩に因む。
宮本誠快さんは、若くして白血病で他界した。


 2 和歌山県立粉河高等学校 粉河ラテンバンド〈KLB〉(和歌山)
今年は部員数が少なく、ホーンは上から、Tp3人、Tb2人、Sax3人。
Rymは、Gt、Wb、Dr、Pf。上下黒で、赤いネクタイをしている。
男性はTsの一人だけ。

➀ジャンピン アット ザ ウッドサイド
Tpソロが、たどたどしいが好感が持てる演奏です。

➁ジャイブ アット ファイブ
ミュートTpによる押さえた演奏。
Tbソロがきっちりしていて二人連続。バックのTbが不在になる。
Pfソロがポロンポロンと大人しい。

➂君は友達(トイ・ストーリーより)
WbがBgになり、明るい演奏。3曲共ミディアムテンポだと思ったが、この曲中にテンポが速くなる。AsソロとTpソロが良く、最後に盛り上げていた。

インタビュー
3曲目のTpソロが部長で、Asの二人がインタビューを受ける。
演奏を終えて二人の言葉。
今迄で一番楽しい演奏で、途中涙が出そうになった。
夏休みに入り1日6時間の練習で、休みは無し。
ソロとバックを合わせる事、メロディーが揃えられるよう練習してきた。
(3年生はこれが最後で)私達が抜けても伝統を受け継いでいって欲しい。


 3 愛知県立尾北高等学校 Open Heart Jazz Ensemble(愛知)
ホーンは上から、Tp6人、Tb5人、Sax8人。
Rymは、Bg、Gt、ビブラフォン、コンガ、Dr、Pfと多人数による演奏です。
ただ、男性はBsとDrの二人だけ。
メンバー表には41名の名前が載っていて、2曲目は大規模なメンバー交代が行われる。
バンドプロフィールには部員43名で活動しているとあり、吹奏楽かと思ってしまう。

➀イッツ オールライト ウィズ ミー
AsソロとTbソロが〇で、元気一杯です。
ややあって、Asソロ。バックが多人数で揃えるのが大変みたいです。

➁ブルースカイ フォー レイニー デイ
ほぼメンバーが交代して始まる。
ASソロが◎だが、短い。
ブラスセクションの強弱のつけ方が〇で、盛り上げ方が上手。

インタビュー
As 2年部長:今迄の練習の成果が出し切れた。
Dr 2年副部長:夏休み入り、毎日8時半から5時まで練習した。
 管楽器では口内炎、私は手がしびれた。
愛知県でニューイヤーコンサートがあるので来て欲しい。
と言っていた。


 4 高知県立四万十高等学校・四万十町立大正中学校
 FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA(高知)
ホーンは上から、Tp3人、Tb3人、Sax5人。
Rymは、Gt、Dr、ビブラフォン
中高生による合同バンドです。

➀「メモリー オブ マンシーニ」(マンシーニのメドレー)
ムーン リバー~デイズ オブ ワイン アンド ローゼス~ザ ピンク パンサー~
トゥー フォー ザ ロード~ザ サンフラワー~ベイビー エレファント ウォーク~
ピーター ガン
以上の7曲が繋がって演奏される。
ヘンリー マンシーニのファンにとっては感涙ものですが、
ジャズファンにとっては、何これ?となる。
曲調はアップ&スロー、雰囲気もがらりと変わるので、審査対象にはなります。
問題は中身で、ムードミュージックにならないように気を付けないと。

Tsソロで始まり、次はムードミュージック風だがジャズのフレーズも入る。
ピンク パンサーではコミカルに演奏され、その後ソロが短いが、ジャズ風になる。
全体として、ソロでは小柄な女性As一人が頑張っていた。

インタビュー
Dr中学3年の部長と、Tp高校2年の部長が其々インタビューを受ける。
これはバンド顧問の先生が、その知り合いの方にアレンジを依頼し、実現したオリジナルメドレー曲だそうです。


 5 神戸村野工業高等学校 Industry Boys Big Band(兵庫)
メンバーは男子のみで、ホーンは上から、Tp4人、Tb4人、Sax6人。
Rymは、Bg、Gt、Dr、Pf。
部員不足に悩んでいた時期もあったが、それは解消された。
部員は2~3年生で7名だったのが、1年生が14名入部し、
一挙に3倍になった!
とある
ナイスプレイヤー賞を獲得した実績もあるが、イマイチ、バンドカラーが良く解らない。
プロ奏者による指導も受けているようです。

➀イージー マネー
ベニー・カーターの曲で、静かに始まり、Tpソロがたどたどしいのは緊張からか。
ミュートTpソロが楽しい雰囲気。

➁ウォーター メロン マン
ハービーハンコックの作曲で彼の代表曲だが、今となってはポップスに近い。
曲調に合わせ、Pc二人とBgが入る。
Asソロは譜面通りの感があり、Bs~Asと繋げる。
Dsが元気で、楽しい演奏を心がけている様子です。

インタビュー
Bs部長:ソロでミスがあった。
Ds副部長:それ言わなくていいから^^。
3年生は11月の文化祭で引退するそうです。
部員が大勢いる1年生の指導に当たって欲しいですね。


 6 愛知県立起(おこし)工業高等学校 OKS Jazz Orchestra(愛知)
普通、工業高校だと男子主体になるが、ここは男女が程よいバランスです。
ホーンは上から、Tp5人、Tb4人、Sax6人。
Rymは、Bg、Gt、Dr、キーボード。Pcはコンガ他二人
上下黒でネクタイを着用。

➀アプロスディクラス
アップテンポの曲で、Tsソロが良かった。
キーボードがラテン色で軽快。

➁ニカズ ドリーム
メンバー交代があり、Pcが三人になる。
キーボードがPfに変わり、そのPfソロ以降ブラスセクションが加わる。
Tpソロが〇ですが、全体として、ソロの技量に上積みが欲しい。
ブラスは良好です。

インタビュー
Tp3年部長(女性):キンチョーしていたが、次に向けて頑張りたい。


 7 香川県立高松西高等学校 West Wind Orchestra(香川)
初出場。上は白で、下は黒。スカートの女性か、ズボンの男性です。
ホーンは上から、Tp4人、Tb4人、三段目は6人でSax4名とFl2名。
Rymは、ビブラフォン、Bg、Dr。

➀ワルツ フォー デビー
珍しくTpが座って演奏。スローで静かに始まる、
Tsソロがあるが。吹奏楽風の演奏。

➁ファイブ ハンドレッド イヤーズ
メンバーが交代。チューバが入り、PfとPc3人が加わる。
全体に大人しく、吹奏楽風でした。
アンサンブルが柔らかくて聴きやすいが、ジャズのダイナミックさが欲しい。

インタビュー
Bgの顧問が受ける。指導する立場にある顧問がメンバーに加わってもいいことになっています。
私はちょっと変、と思っていますが。
当所吹奏楽だったが、顧問先生がジャズ好きで4年前からそのジャズを演奏し始め、念願の出場となった。
ジャンルの違いが解ると世界が広がるので、それを教えているとの事。


 8 広島県立福山工業高等学校【優】 福山工業高等学校音楽部 FTHC(広島)
上は赤シャツで、下は黒ズボン。
ホーンは上から、Tp6人、Tb3人、Sax5人。
Rymは、ビブラフォン、Bg、Gt、Dr、Pf。
男性が多く、Sax5人が男性。

➀ホエン ユー アー スマイリング
邦題「君ほほえめば」で知られ、通常はVo曲。
Sax隊によるソリ(合奏)が〇。そのあと、Tpソロが◎
元気丸出しの演奏です。

➁イット ドント ミーン ア シング
「スウィングしなけりゃ意味ないね」で知られ、1932年デューク・エリントンが作曲した。
アップテンポで楽しい曲になる。
Asソロのあと、Tpソロになり、Tbソロが〇で音がはっきりしていた。
アンサンブルが◎で、ここまでで最高!
DrとPfがしっかりしていて、テンポをきっちり刻んでいた。

インタビュー
3人が受けていたが、全員3年生。
Pf部長、Sax副部長、Tbただの部員と名乗る。
部長、感想としては楽しかったと言っていて。
Tbは頑張ります!と言っていた。


ゲスト
[甲陽&バークリーGRADUATES BAND with広瀬未来]
甲陽が提携する音楽大学の卒業生がメンバー(Ts・Pf・Wb・Dr)のバンドに、甲陽の講師である広瀬未来(ひろせみく・男性)・Tpが加わる。

広瀬未来のTpが安心して聴けるサウンドで、短いソロの掛け合いも粋です。
2曲目にシャイニーストッキングがお洒落に演奏され、楽しく終わる。



   第二部(14:25~)
休憩が終る頃、前の方の席はほぼ満席になる。
長時間聴くのは無理。昼食済ませて行きたい。後半にハイレベルのバンドが登場する。
等の理由でこうなります。


 9 兵庫県立国際高等学校【優】 Hoppin’ Note(兵庫)
ホーンは上から、Tp5人、Tb5人、Sax6人。
Rymは、Bg、Gt、Dr、Pf。 Pcになんと6人!
県立高校ですが、男性はSaxに二人だけ。

➀マンテカ
その男性Tsがソロで2回登場する。チョコレート色に着色した楽器です。
ソロもアンサンブルもとても元気な演奏です。

➁ア ディステット ア タスケット
メンバー交替があり、女性Voが登場。パンチのある声で、堂々と歌い上げる。
バックもVoで対応している場面があり、ユニークでした。

➂ハーレム ノクターン
更にメンバー交替で、この曲で不要なPcが消える。
Asソロのレベルが高く、ノリまくりです。Tpソロも輝いています。
Drとブラスとの掛け合いも楽しい雰囲気です。
演奏後は大拍手でした。

インタビュー
3人が受けていたが、全員2年生。
女性部長、最高に楽しかった。
各曲で、演奏の組み立てなど考えて対応していたという、コメントが印象的です。
今後は地域の活動でガンバルと言う事です。


 10 愛知高等学校【優】 愛知中学・高校吹奏楽団(愛知)
ホーンは上から、Tp5人、Tb4人、Sax5人。
Rymは、Wb、Gt、Dr、Pf。

➀ファースト ファーワード
ハイスピード曲で、AsとTsのソロが流れるようで、Wb 、Pf、 Drのソロレベルも高いです。
全体のレベルが高いと、認識させられた。

➁プア バタフライ
Tbが5人になり、Pf奏者が指揮して始まる。
スロー曲で、Tsソロが流暢。アンサンブルが素晴しい。

➂イット ドント ミーン ア シング
Pfソロの間にメンバー交代するが、そのソロが秀逸。
このPfがナイスプレイヤー賞。
アンサンブルが綺麗で、Tpソロが◎でハイノートでのタンギングが見事。
Tsソロが語りかけるようで、Tbソロがプロ並みです。
これはヤバイと思いながら聴いていて、感動してしまった!
演奏が終わると、大きな拍手とどよめきです。
ナイスプレイヤー賞:3曲目Pf宮川侑

同曲が二度出てきたので紹介します↓
https://www.youtube.com/watch?v=c9jI0U70eyM
ブラスバンドですが、私の大好きなKyoto Tachibana S.H.S BAND で2014 年のもの。
京都橘高校はアメリカでも大人気で、ディズニーランドではゲストバンドで登場し、パサデナではアメリカ人が大喜びするようなことをやってのけ、熱狂させた。
ジャズも演奏するし、ソリストも居てる。再生300万回を越えたりもするが、再生800万回を超える動画もあるので、驚きます!

彼女たちのテーマソング「シング・シング・シング」が、絶品です!
このスタイルを真似するブラスバンドもあるくらいです。
KYOTO TACHIBANA HIGH SCHOOL GREEN BAND - ROSE PARADE 2018もお勧め。
アメリカ人ファンの方が多いのかも知れない。
動画を見て、病みつきになったりしても知りませんので^^;
私もこれを再生すると、執筆が止まってしまう^^;
是非、このSJFにゲストバンドとして登場させて欲しい。
躍動的なパフォーマンスとその演奏に、会場は熱狂の渦に巻き込まれる事でしょう。
一つの動画に1300件以上のコメントが寄せられたものもある。
世界から寄せられた感動のコメントを纏めたものはこちらに↓
https://www.youtube.com/watch?v=XP7iuZetrSc
余談でした!

インタビュー
2曲目Tsが部長。
ナイスプレイヤー賞のPfはバンマスで、演奏からはそう見えなかったが緊張していたそうです。
部員は中高生合わせて100名程いるそうで、その内30名程が本日出場。
3年生はこれで引退で、部員が大勢なのでみんなの気持ちを汲み取り事が大事と言っています。
纏めるのが大変だったと思いますが、演奏は奇麗に纏まっていました。


 11 神戸市立六甲アイランド高等学校【優】 ドン ライア B.B.(兵庫)
B.B.はブラスバンドの略で、数年前からジャズにも取り組んでいる。
ホーンは上から、Tp6人、Tb5人、Sax5人。
Rymは、Wb、Gt、Dr、Pf。上は白シャツで下は男女ともズボン。

➀マジック フリー
TpとTbのソロが良かった。

➁ファン タイム
メンバー交代があり、チューバが加わる。そこへ上手から女性Flが登場してソロ。
その横に男性Bsが寄り添ってソロ。
その掛け合いは、カップルの語らいになぞらえているようで、巧い演出。
祝福するようにブラス陣が盛り上げて終る。

➂ワン ミント ジュレップ
大幅なメンバー交代があり、Pc3人が体を振り振り演奏。
楽器持たない6名が舞台下手でダンスして、
ソロ奏者には、両手でキラキラ光線を送る^^)
エンディングでは、奏者全員が登場して、礼!

インタビュー
2年のTpとSaxが受ける。
3年生と演奏するのはこれが最後で、今迄背中を見て頑張ってきたが、これからは後輩に背中を見せられるように頑張りたい。
ダンスで盛り上げられたと思う。
本来ブラスバンド部なので、ジャズとの両立が大変。と言っていた


 12 関西大学北陽高等学校 関西大学北陽高等学校ジャズバンド部(大阪)
3年生が5月に引退し、2年生を主体にバンドを組んでいる。
上下黒のスタイルでTpは肩にタオルをかけている。
➀フォーリン フリー
カウントベイシーの曲
Tp4名が前に出て演奏。バックはTb4名と、Sax5名。Rymは、Bg、Gt、Dr、Pf。
ミュートを付けたり外したりして雰囲気出していた、

➁スペイン
1972年、チック・コリアの作曲で、スタンダード曲になっている。
イントロはホアキン・ロドリーゴ作曲、アランフエス協奏曲第2楽章を使っており、その後は一転アップテンポのジャズになる。アルバム、リターン・トゥ・フォーエヴァーの作品として発表されたもの。
メンバー交代でTpが6名になり、Pcが3名加わる。
冒頭クラシック調なので、メンバーが指揮して始まる。
楽しい演奏で迫力がある。
Asソロが大人しいが流れるような奏法で、
Tbソロ~Bgソロと繋いでいた。

インタビュー
Tbで2年の部長と、Bgで2年の副部長が受ける。
合宿では夜中の12時まで練習したとの事。
2曲目はPfに合わせ、全体のバランスを意識して練習したそうです。


 13 神戸ユースジャズオーケストラ(兵庫)
ホーンは上から、Tp5人、Tb2人、Sax5人。
Rymは、Wb、Gt、Dr、Pf。白地にプリントしたメンバーズシャツを着用。

➀シックスティ-ン メン スインギング
Tbソロが◎の他は記述が無い。

➁クロース トゥー ユー
バートバカラックでお馴染みの曲。
Pfのみが交替して、スローテンポで始まる。
秀逸なTsソロで〆る。

➂グッド ニュース
アップテンポなDrソロで始まる。2曲居目と同じTsソロがグッド。
Dr一人で頑張っていて、大いに盛り上げていた。
ナイスプレイヤー賞3曲目Dr広瀬準也君は当然でしょう。
検索すると、バディリッチの長いYouTubeが出て来る。

インタビュー
神戸ユースジャズオーケストラは小学5年生から入部可能で、小6の男の子がTpを持ってインタビューに。高3のTb奏者も加わるが、小6男児の言葉に注目。
司会者:演奏中、どんな気持ちでしたか?
小6男児:ある程度緊張はした。
司会者:今迄、練習はどんな感じでしたか?
小6男児:なかなか早いパッセージに追いつけなかったが、練習を繰り返し、それが出来るようになった。これは自信に繋がった。プロを目指して頑張りたい(会場から感嘆の声)。
司会者:プロになられたら、私、杉山千絵を歌手として呼んでくれますか?
小6男児:ハイ、覚えていたら(会場から笑いと拍手)。
アルクノ:受け答えが既にプロです!


 14 蒼開中学校高等学校【優】 Swinging Willow Jazz Orchestra(兵庫)
高校生8名と中学生15名で淡路島唯一の学生ビッグバンドとして活動しています。
ホーンは上から、Tp4人、Tb3人、Sax6人。
Rymは、Wb、Dr、Pf。目の覚めるようなオレンジシャツを着用。

➀ティックル トゥ
TpソロからTsソロへ繋いでいたが、印象が薄い。

➁ラ ノーテェ デ ディアブロ
意味は悪魔の夜だそうです。
WbがBgになり、Pcが3名、ボンゴにコンガにシェイカーが加わる。
Pcとブラスとの掛け合いが楽しく、Pfソロが〇。
RymとPcが楽しく競い合って、そこへブラスが煌びやかに入る。
曲は終わったように見せかけて、派手に盛り上げて〆る演出でした。

インタビュー
Ts2年の部長と、As2年のコンマスが受ける。
やり切った感があり、今まで一番楽しく演奏できた。
5月から練習を開始し、夏休みは補習授業があるので3~4時間の練習だったそうです。


 15 甲南高等学校【優】 甲南高校ブラスアンサンブルKOBE2019(兵庫)
紹介されると、毎年の事ですが、会場から男子の大きな歓声。
男子校で、学校の応援団が来ている。
ホーンは上から、Tp4人、Tb3人、Sax5人。
Rymは、Wb、Gt、Dr、Pf。黄色いシャツには寄せ書きがびっちり。

➀ディスコ モーション
TsソロのあとTpソロに繋ぐ。
ソロレベルが高いのは何時もの事ですが、ホーンがハデハデ。

➁ザ ミッドナイト サン ネバー セッツ
スローな曲で、Asをフューチャーした演奏。
そのソロが囁くようで、今迄苦手だったジャンル。
女心が解るようになったのか!
ナイスプレイヤー賞2曲目As川下晃潤(あきひろ)

➂ヒッティン トゥエルブ
プログラムにはヒッティン トゥウエルブとあったが、通常ヒッティン トゥエルブと記される曲で、カウントベイシーが演奏しています。
ピアノで始まるジャズ。Tpが力み過ぎだが、素晴らしい。
圧倒的な迫力を示して終わる。

インタビュー
Ts部長、Tp副部長、Asコンマスが受けていたが、
すべて出し切れた。完璧にできた。朝8時から4時まで練習した。
と言っていた。


 16 鳥取県立岩美高等学校 Blue Martin Jazz Orchestra(鳥取)
イワツバメのイワッツをマスコットキャラにしている、岩美高校です。
青シャツ着用。ホーンは上から、Tp3人、Tb3人、Sax4人。

➀しゃんしゃんシャングリラ
3人が大きな花笠を持って踊る^^)
Voの二人が元気ですが、これってジャズ?
お祭の曲みたいで、太鼓も登場!

➁女の子は誰でも
指揮者が登場し、ホーンは上から、Tp4人、Tb4人、Sax5人。
Rymは、Bg、Gt、Dr、Pf。
Tpソロがあり、Tsソロとの掛け合いがいい、アップテンポな曲。

➂シングス エイント ホワット ゼイ ユースト トゥ ビー
邦題「昔は良かったね」で知られる曲で、エラフィッツ・ジェラルドのVoが有名。
Btソロがロングで、Asソロも光っていたが、【優】を取り逃がした。

インタビュー
部長と副部長が応じる。
1曲目しゃんしゃんシャングリラはお盆に行われるしゃんしゃん祭りの笠を使用し、そのテーマ曲を演奏した。
地元の祭りを、そのまま持ってきた?
11月にまちなかジャズがあり、定期演奏会も開催されるそうです。


 17 兵庫県立高砂高等学校【優】 Big Friendly Jazz Orchestra(兵庫)
昨年、県知事賞を受賞したバンドは1日目の最後に登場する事になっています。
市長賞を受賞したバンドは2日目の最後に登場します。
ホーンは上から、Tp4人、Tb4人、Sax5人。Rymは、Wb、Gt、Dr、Pf。
この配置で、総勢17名で演奏するのがビッグバンドの基本形。
殆どの曲で楽譜がこの人数分になっているが、曲によって多少の増減があります。ラテン曲だと楽器が増えます。
過去も今年も、Saxパート8人のバンドがあったが、これは同じ楽譜で複数人が演奏する事になる。FlやClが入る場合、通常は楽器持ち替えで対応するが、持ち替え出来ない人も居るので、Saxパートを8人まで増やしても良い事なっています。
余談ですが、迫力を出す為Saxを8人にしたりするのは邪道です。
それに合わせ、TpもTbも増やすと吹奏楽みたいになる。
吹奏楽は道路上やグランドで演奏するので、楽器を多くしないとショボイ演奏になります。
ホールだと、音が濁ったり合わなかったりして、減点対象になる事も^^;
BFJOは、メンバー配置が基本に忠実と言う事です。
男性がTbとRymにメンバー交替で登場するが、女性主体のバンドです。

➀シャウト ミー アウト~フィート ボーン
シャウトとあるように、ホーンでぶちかましてPfへ。
Tbが立ち上がってのソリからSaxのソリへ、Cl(吉川侑里佳As持ち替え)ソロが入る。
TbとSaxの饗宴になり、Tpも加わり、全員立ち上がってハデハデに豪快サウンド。
Drはバックでぶちかましっぱなし。

➁ハーレム エアー シャフト
多少のメンバー交代で、Tbが3名になり、一転ムーディーな曲に。
TbソロとTpソロが◎で、続くClのソロが◎。
さらにTpソロ~Clが流れるようです。

➂タイムチェック
メンバーが追加され、ホーンが5.5.5になる。
目が覚めるハイスピード曲になり、Tsが転がるハイテクニックソロを披露する。
Sax全員が前に出て、共演が饗宴になる。
これが◎+花丸で感動を呼び込む。
最後は全員立ち上がって、一糸乱れぬ、大迫力の演奏で〆る。
もう、大拍手+どよめきです。
審査される方々、参ったか!と言いたい^^)
曲の雰囲気はこちらで↓
https://www.youtube.com/watch?v=PZCvG1vJ3z0
御大バディ・リッチがDrで登場。

今回、高砂BFJOは7名がナイスプレイヤー賞を受賞した↓
1曲目Dr浅田千紗
2曲目Tp吉川七穂
Sax部門 As仲村杏(あんず) As吉川侑里佳 Ts池上佳耶 Ts永田聖佳 Bs楢崎つぐみ
記録を紐解いてみると、今迄の最大は6名で、これもBFJO!
如何に凄いかが解る。 

インタビュー
部長Tp駒井さくら、副部長Tp吉川七穂、コンミスAs仲村杏が応じる。
距離が近いので朝練して乗り込んできたそうです。
夏休みの練習は朝9時から4時まで。
1曲目、テンポの切り替えに気を付けた!
2曲目、強弱の付け方に配慮した!
3曲目、高砂らしさを練習した!
フムフムです!
9月に岡山で卒部コンサートがあるそうです。

BFJOによるSJF直前の演奏は、
「海の日」に高砂高校の近くで行なわれる「青春チャリティーコンサート」になる。
ブログテーマ「ジャズ」をクリックするとそれらが出てきます。
余談ですが、メンバーの父兄の方から、来年の「青春チャリティーコンサート」には、BFJOのOB・OGがバンドを結成してゲスト出場する可能性があるとの情報を得ています。
実現して欲しいですね。


ゲスト

The Big Band of ROGUES featuring 森村献(Pf)ルイス・バジェ(Tp)伊波淑(Pc)
52年目のバンドだそうで、私がジャズを聴き始める前から存在していた。
リーダーいばひでのぶさんは、楽しく無ければジャズじゃないと言っています。

1曲目はラテンジャズで、クマーン。
バンドリーダーである指揮者が踊るように指揮しています。
2曲目「むかしアラブの偉いお坊さんが、恋を忘れた哀れな男に~・・」
という歌詞で始まる女性Voは、コーヒールンバ。
3曲目にルイス・バジェ(Tp)で、
いきなりの綺麗なハイノートに心奪われる。
と思ったら、全てのフレーズがハイノートで演奏される。
次、森村献(Pf)が軽やかで流暢に楽しく演奏する。
マンボジャンボでは、ルイスさんも加わりそのソロがメチャ楽しい。
きめ細かくて、迫力の伊波淑(Pc)のソロも入る。
ラストは、マンボカリエンテで、会場では立ち上がって踊る人も。
いや~、素晴らしい演奏でした。


 講評 古谷充(As)
今日、皆さんの演奏を聴いて、帰宅後練習しなければの印象です(会場から笑い)。
過去ゲストとして参加した事があり、その時と比べると、レベルは遥かに上です。
年々参加団体が増えていて、これがトップのレベルを押し上げている。
これは今後の日本ジャズ界にとってもいい事で、この大会が大きな役割を担っている。
というようなお話しでした。


 表彰

 ナイスプレイヤー賞

 10 愛知高等学校 愛知中学・高校吹奏楽団(愛知)
3曲目宮川侑・Pf

 13 神戸ユースジャズオーケストラ(兵庫)
3曲目広瀬準也・Dr

 15 甲南高等学校 甲南高校ブラスアンサンブルKOBE2019(兵庫)
2曲目川下晃潤(あきひろ)・As

 17 兵庫県立高砂高等学校 Big Friendly Jazz Orchestra(兵庫)
1曲目浅田千紗・Dr
2曲目吉川七穂・Tp
Sax部門5名 
仲村杏・As 
吉川侑里佳・As 
池上佳耶・Ts 
永田聖佳・Ts 
楢崎つぐみ・Bs

その表彰式の様子です(演奏終了後は撮影OK牧場!)。
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団体賞は、優秀賞以上に該当するバンドが読み上げられ、明日の表彰式には代表者が出席するようにとのアナウンスです。

それ以外の団体には参加賞とも言える奨励賞が与えられるが、表彰はされず、本部に取りに来てくださいとの事。


高校の部2日目はこれを投稿後、書き始めます。
暫くお待ちください



"第35回Japan Student Jazz Festival高校の部1日目(2019.08.17・土)"へのコメントを書く

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