世界遺産の宇治上神社から大吉山へ(2020.06.27・土)

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6月下旬にSugarさんの案内で京都散策を予定していました。
そのSugarさんからオススメの情報が寄せられたが、その内容は↓
京都市内では無く、京都府宇治市でした。
「木陰歩きの低い山です。JR宇治駅から徒歩、世界遺産宇治上神社の脇を通り、
頂上(展望台)から十円硬貨の平等院が見えました。楽々歩きの低い山でした。」
との事です。
雨中、友人と散歩がてら下見をして頂いたそうで、ありがとうございました。

大吉山(仏徳山)は、京都にある世界遺産の1つ、宇治上神社の北にあり、
展望台の絶景スポットが人気の観光名所となっています。
標高130m程の低山ですが、上れば全員大吉となり、万々歳^^。
JR奈良線宇治駅から直行だと徒歩35分。
山で昼食を済ませ、世界遺産周辺も散策し、宇治駅周辺で打ち上げ、
明るい内に、帰路に着きたい。
この様な内容で、仲間にメールしました。
27日の雨天予備日を、28日(日)に設定していたが、
27日が良いお天気のようで、26日朝に実施のメールを送信した次第です。

当日歩いたコースと時刻を写真データから調べ、その概略を書いてみます↓
JR宇治駅前・スタート(10:30)~宇治橋(10:46)~さわらびの道・道標(10:53)~
宇治上神社鳥居(10:59)~大吉山登山口(11:10)~展望台・標高約100m(11:33)~
大吉山山頂(131.5m・11:41)~下って登る~朝日山・観世音菩薩参拝(11:57)~
朝日山山頂(124m)ケルン横で昼食(12:02~12:41)~興聖寺山門通過(13;02)~
仏徳山総門(13:08)~宇治発電所からの放流(13:13)~宇治川・朝霧橋(13:17)~
宇治公園・橘島~橘橋~平等院前通過(13:26)~風の館・打ち上げ(13:50~14:18)
~JR宇治駅ゴール(14:22)
4時間弱で、十分に楽しめるコースとなりました


京都駅の奈良線ホームへ階段下った所で、10時集合としていたが、
奈良線にエレベーター設置の情報を得て、
同じ新快速での最寄り駅時刻を連絡し、
混雑を避ける為、奈良線エレベーター下あたりで集合とした。

明石の遊子さんは先に奈良線へ向かったようです。
連絡通路ではほぼ皆さんマスクをしています(9:45)。
02.jpg奈良線は8・9・10番線ですが、乗車するのは、
京都駅・8番線・10:03みやこ路快速・奈良行き=宇治10:20
(次は9番線・10:07 10番線・10:19となっていた。)
アルクノがトイレを利用後、神戸の六子さんトマトさんと共にエレベーター下へ。
03.jpg奈良線ホームで、案内役のSugarさんにご挨拶。
10時集合ですが、早目の京都駅到着にしていたので余裕です。
10:03発みやこ路快速はガラガラ。
前回参加時の写真を女性陣に手渡し、女性4名はボックス席でお喋り。
私は反対側ボックス席窓際で外を撮影。
京都駅を出ると南へ向かうが、鴨川を渡って、
04.jpg東福寺になる。
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快速なので、次は桃山。
桃山駅を過ぎると、複線にする為の工事をしているようです。
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六地蔵駅を過ぎても工事は進行中。
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暫く京阪と並走する区間があり、
08.jpgそれを過ぎると宇治川を渡って、
09.jpgJR宇治駅になる。
京阪は、川の手前の宇治駅で終点になる。

この時点ではガランとしているJR宇治駅(10:25)。
10.jpg女性陣はトイレです。


山で昼食にする為、全員弁当を持参して、
宇治駅前から歩き出す(10:30)。
平等院や宇治上神社への案内がある方向へ降りると、タクシー乗り場があります。
11.jpgこの方向へ進む。
12.jpg信号渡ると、宇治上神社は直進とあるが、
13.jpg突き当りの商店街を左折することになる。
京都は日中暑いのにガクアジサイがまだ元気です。
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標高300mにある我が家の紫陽花・ブルースカイはこの時終りかけでした^^;

突き当りを左折すると、
15.jpg大勢のタヌキさんがお出迎え。
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宇治橋通り商店街も午前中は人が少ないんでしょうか?
17.jpg県外移動が認められたので、観光客も増えてくると思いますが。
女性陣はこれらを覗き込み、食べたいね~♪とか言ってます。
18.JPGだんご3兄弟もいました

宇治と言えばお茶が有名で、大名などに重用されました。
19.jpgその由緒ある茶壷などを展示している館です。

「創業四百年 お茶のかんばやし」
20.jpg創業四百余年、江戸幕府や禁中へお茶を献上していた御茶師の一族「上林家」による日本茶専門店。かんばやしのお茶は、苦みや渋みを抑え飲みやすいお茶となるよう、茶畑の選定や茶葉の配合にこだわって作られた逸品です。
と、紹介されています。

この商店街の端っこから右の信号渡って宇治橋を渡ります。
21.jpg信号待ちが長いので、角のショーウィンドーを撮影。
22.JPG
7月からレジ袋有料となります。
23.JPGこの様なお洒落な風呂敷バッグが流行るかも知れませんね。

有名な駿河屋もあります。
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橋の手前に紫式部像があり、
25.jpgその、川向こうにあるのが大吉山。
「うじはし」を渡ります(10:46)。
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大阪や神戸だと「うじばし」と濁って発音する。
大阪は工場で、神戸は六甲からの濁流で川が濁っているから^^;

橋上から全景が見えたので、改めて紹介。左が大吉山で右が朝日山。
27.jpg大吉山をジグザグに登った左肩に大吉山展望台があるが、
この写真ではちょっと分かりにくい。

カワウが遊ぶ先に、
28.jpg中州があるが、これが府立宇治公園になっている。
29.jpg朝日山から下山後、赤い朝霧橋を渡って戻る予定。
この宇治川の川上に天ケ瀬ダムがあり、その上流は名前変わって瀬田川です
瀬田川を遡ると琵琶湖になります。
川下は桂川や木津川と合流して淀川となり、大阪・神戸の水道水に変身する大切な川です。

橋を渡ると、京阪の終点、宇治駅がある。
30.jpgこれを見て右へ向かう。
ここにも駿河屋があり、
31.jpg行くと、抹茶ソフトの前に、
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黄色味を帯びたピンクの蓮が咲いていた。
道としては宇治川の川上へ向かっているが、
33.jpg並ぶ住宅で川面は見えない。

左の住宅を振り返った形になるが、ヤマボウシが綺麗に咲いている。
34.jpg
この下に植え込みがありました。

直進すると宇治川沿いになるが、宇治上神社とある左斜め方向の坂へ。
35.jpg入ると、「さわらびの道」を示す道標がある(10:53)。
行くと「宇治紬物語館 ギャラリー」。
36.jpg調べると、
「無料で見学できる着物(主に紬) のギャラリーです。オーナーが、全国の着物の流通を手がけている方だそうで、沖縄を中心に珍しい着物が見学できます。」
とあり、入れば良かった^^;
沖縄を中心にと言う事で、シーサーが門番をしている訳です。

京都らしい足元にも注目です。
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大吉山(仏徳山)へ向かうが、
38.jpgその前に宇治上神社へ向かう。

宇治上神社鳥居(10:59)です。
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鳥居の横に、世界文化遺産を示すデッカイ石碑。
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鳥居を潜ると緑が眩しい。
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足元には奇妙なマーク。
総角(そうかく、あげまき・揚巻)は、みずら(美豆良)とも言い、古代~平安時代の未成年男子の髪型の一つ。
あげまき結びとも言い、紐の結び方の一つで、調度品や兜などの装飾に用いられる。
この場合は、大吉山ハイキングコース入り口付近にある総角之古跡碑を指している。
この石碑の近くの宇治神社 と宇治上神社には八の宮のモデルではないかといわれている莵道稚郎子が祭られていて山荘は平等院の対岸のこのあたりだと想定していたようです。
42.jpg早蕨(さわらび)とは、 芽を出したばかりのワラビのことで、源氏物語第48帖の巻名。
この場合は、歩いてきた「さわらびの道」を現している。
「さわらびの道」は、宇治橋から川沿い、世界遺産の宇治上神社、源氏物語ミュージアムなど、源氏物語・宇治十帖ゆかりの地をめぐる散策道です。
(以上ネット検索)

43.jpg境内に入ると、
蛇がウロチョロしていて、驚かされるが、
44.jpgそそくさと逃げて行った。

国宝となる拝殿は、鎌倉時代のもの。
45.jpg明治44年に解体修理を行い、昭和27年国宝に指定された。
横にある桐原水で手を清めてお参り。
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宇治七名水の中で、現存する唯一の湧き水だそうです。

奥へ行くと、これも国宝となっている平安時代後期の本殿。
47.jpgここで、宇治上神社と本殿について↓
宇治上神社の近くに宇治神社があるが、明治時代に入る前までは宇治神社を離宮下社、宇治上神社を離宮上社として、二社合わせて宇治離宮明神と呼ばれていた。
離宮と呼ばれるのは、この地に応神天皇の子、菟道稚郎子の居住があったから。
菟道稚郎子は応神天皇の寵愛を受け皇太子となるも即位はせず、異母兄弟である後の仁徳天皇に皇位を譲るべく自害した。
今も宇治上神社の主神としてこの地に祀られている。

本殿に使用されている木材の解析が進み、切り出された時期が1060年代であると判明した。これは現存する神社建築の中で最も古いものです。
対岸の平等院鳳凰堂の建立が1053年で、宇治上神社本殿の建立と年代が近いことから、鳳凰堂を建てた藤原頼通はそれに続いて宇治上神社の整備を行ったと考えられる。
(木村岳人氏の「国宝建造物」より抜粋引用)
祭神は
菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと) 応仁天皇 仁徳天皇となっている。
48.jpg別角度からの本殿。

戻って、ハイキングコースへ向かう。
これが大吉山への登り口(11:10)。
49.jpg折れて上がると、大吉山遊歩道とある。
50.jpgそこに源氏物語宇治十帖、総角(あげまき)についての説明がある。
51.jpg
行くと宇治市名木100選のしいのきがあった。
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広くなだらかな道が九十九折になっていて、とても歩きやすい。
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地層が斜めになって現れている所があり、隆起した山であると思わせる。
更に行くと、
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休憩所。
立ち止まって水分補給ですが、遊子さんからフルーツ補給。
56.jpg冷凍してあって、つめた~くて、美味しい!

更になだらかな道を上ると、
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展望台に到着(11:33~11:38)。
58.jpg他に数名がおられ、東屋となった展望台の撮影は止めました。
この左方向に平等院が見える。
59 オリジナル.JPGこのカメラで目一杯ズームアップしています。
赤い橋が朝霧橋で、下山後これを渡って中州の宇治公園へ降り、橘橋で対岸へ戻ります。
(これが冒頭の写真ですが、此方は縮小していないです。)

右方向に転ずると、写真中央に渡って来た宇治橋が見える。
60.jpg宇治橋からこの大吉山を眺めました。
上の写真、右上に大きな煙突が見える。
遊子さん、お風呂では?と言っていたので、ズームしてみた。
61.jpgどうやら周りは工場で、焼却炉に設置された煙突でしょうか?
ここに周辺にある名所の説明がある。
62 オリジナル.JPG興味ある方、クリックしてご覧ください。

少し行くと階段があり、
63.jpg上がると大吉山山頂(131.5m)。
ケルンの脇に三角点があり、
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右足集合写真の撮影(11:41)。

ケルンの横に、何方が植えたのでしょうか?
65.jpg綺麗な花が咲いていた。
ケルンとは↓
人によって組み立てられた積み石で、通常、高地地帯や稜線、山頂付近などに作られる。
道標となるよう、石を円錐状に積み上げたものです。綴りは”cairn”なので、「ケアン」「ケアーン」とも読む人もいます。登山道の道標を示す場合は、登山道と並行になるように積み上げ、尾根などの迷いやすい所に設置される。特殊なケースとして、遭難地点に供養のため慰霊碑として作られる場合がある。
展望が無い山頂ですが、こんな表示札。
66.jpg私達は大吉が欲しいので大吉山と呼んでいるが、正式には仏徳山で、信仰の山となっている。
仏徳山を示すような、小さなモニュメント^^:
67.jpg趣味の木彫り作品を奉納しているのでしょうか?

ここから朝日山に向かって、道なき道を下る。
68.jpg実は、右方向に遊歩道があるが、面白くないので^^;
69.jpg
70.jpg
ゆっくり下っても5分ほど。
71.jpgここから朝日山を往復し、右へ下ります。
上の写真左側に道標としてのケルンが写っている。

下りきって、見上げる斜面。
72.jpgこれを下る場合、落葉が重なっていて滑りやすいのでご注意あれ。
登り口には親切な方が作った、手作りの道標がある。
73.jpgこれを見て、3分で朝日山の観音様。
74.jpgその御尊顔を拝した。
75.jpg仲間も次々お参りです。
76.jpgそばには可愛い地蔵さんも鎮座していた。
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朝日山山頂(124m)には五重石塔がある。
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ここにも大きなケルン!
79.jpgこれと宇治市内を眺めながら食事にします(12:02~)。
80.jpg京都ですから、純和風の助六寿司と日本酒・真澄。
(お茶は添え物^^;)
「真澄」は長野県を代表する銘柄、すっきり味でゴクゴク、寿司をパクパク。
デザートは遊子さんから、
81.jpg冷たいスライス・パイナップル。

既にあったケルン・モニュメントと、宇治市内。
82.jpgこれを見て、トマトさんが挑戦。
83.jpg私はムリ、ムリ、と言っていたが・・、なんと倒れない

下山準備が出来ました(12:41)。
84.jpg下山開始で、
85.jpg
あっという間に、もと来た道へ。
86.jpg歩きやすくトマトさんが先頭ですが「どっち?」と言ってます。
遊子さんは地形が頭に入っているので、左へ。
行くと分岐があるが、これも左です。
87.jpg右は大吉山から下る遊歩道でした
九十九折で下る、歩きやすい道です。
88.jpg
途中分岐があり、関電の発電所へ向かう所は通行止めです。
89.jpg
興聖寺の屋根が見えてくると、
90.jpgもうすぐ下山。
すると、左にダムが続く道。
91.jpg小さな男の子と母親でしょうか、散策しています。
92.jpg私達が下ると、
93.jpg少年と母親が戻ってきたので、聞いてみた。
この道で山へ入れるのでしょうか?と。
ダム建設用で、多分上へは行けないとの事でした。
94.jpg
道は興聖寺へ向かうようになっていて、
95.jpg興聖寺山門前を通過(13;02)
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興聖寺は日本曹洞宗最初の寺院で、道元が興聖宝林寺を建立したことに始まる。
慶安元年(1648年)永井尚政によって再興され、山号は仏徳山で、本尊は釈迦三尊。
参道は「琴坂」と称し、紅葉の名所として人気を博しているそうです。

この真っすぐな参道に趣きがあります。
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仏徳山総門も絵になりますね(13:08)。
100.jpgどの角度がいいか考え、3枚撮った中でのベストショット。
総門が宇治川に面していて、
101.jpgこれが上流側。
その近くにマップがあったので、今回のコースを描いてみた。
102 オリジナル.JPG
大吉山から下る点線は、道なき道と言う意味^^;
朝霧橋を通って戻るが、商店街で途中折れているのは、打ち上げ場所へ

行くと濁流が見える。
103.jpgこれは関電宇治発電所からの放流水です。
104.jpg眺めているのは観流橋(13:13)。
105.jpg成程、流れを観る橋と言う事ですね。
橋を渡ると、宇治発電所へは、
106.jpg
立ち入り禁止になっていた。
下山途中の立ち入り禁止も、この発電所への道でした。
放流水で波打つ宇治川を眺め、
107.jpg赤い朝霧橋へ(13:17)。
108.jpg橋上から上流側。
109.jpg観流橋をズーム。
110.jpg
ほぼ渡り切って、下流側。
111.jpgこれが中州になっている宇治公園・橘島。
昔はここから平等院鳳凰堂が見えたそうですが、
112.jpg樹木を茂らせ、無料拝観が出来ないようにしている^^;
平等院は藤原氏ゆかりの仏教寺院で、山号は朝日山となっている。

振り返って、大吉山。↓の下に展望台が確認できます。
113 オリジナル.JPGオリジナルサイズです。クリックしてご覧ください。

川下へ向かうと橘橋。
114.jpgSugarさんが前回来た時は、増水でこの橘橋が渡れなかったそうです。
115.jpg橋脚の下が土色になっているが、この程度で通行止めですか!
橋上から下流側。
116.jpg見える橋は宇治橋。

117.jpg上流側には屋形船みたいな物が並んでいます。
平等院へ向かうが、
118.jpg
密密!になっていたので、入る事を断念した(13:26)。
すぐそばの蓮の花は、
119.jpg
ソーシャルディスタンスを保っていたのに。

戻って来た宇治橋通り商店街は、
120.jpg乗用車で密密

目星をつけていた、飲食店はランチが終って午後の準備中。
駅手前で右折し、打ち上げ場所を探す。
「風の館」がありました(13:50)。
小さな店内は私達だけ。
生が無く、瓶ビールで乾杯
121.jpg枝豆も頂くが、冷ややっこが3人前あるとの事で、半分に切って貰う。
7月は、青春18きっぷで何処かへ行きましょうか、となって店を出る(14:18)。
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横にはカラフルなカラーが咲いていた
123.jpg

広い道路に出ると、宇治駅が見えています。
124.jpg
駅に戻り、こんな物がある事に気が付く(14:22)。
125.jpg
デッカイ茶壷型郵便ポスト

快速は出た後で、ガラガラの各停(14:29)で京都駅へ。
京都駅で、Sugarさんにお礼を言って別れ、
4名は新快速で、神戸~明石へ帰路に着く。



長文記事を最後までご覧頂き、ありがとうございました



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